沖縄に移住するにあたって、アパート探しに役に立つサイトや実際の住宅事情をまとめました。
コロナ禍を機に沖縄に移住を考えていらっしゃる人が増えている、と聞きました。
大企業も地方に本店業務を移転するご時世なので、フリーランスの方は自ら地方に移り、リモートワークするという手段もあるのかもしれません。
単に沖縄に移住すると言っても東京や大阪と勝手がずいぶん違います。
ここで現地の住宅事情を交えながら紹介していきます。
目次
沖縄でのアパート探しに役に立つサイト
多くの物件探しサイトがひしめく中、沖縄でアパートを探す際に外せないのは『うちなーらいふ』と『グーホーム』の2サイトです。
それぞれの特徴を説明していきましょう。
うちなーらいふ
うちなーらいふ:https://www.e-uchina.net/
名前からして沖縄っぽいですね。
『うちなーらいふ』の意味は「沖縄生活」でしょうか。
『うちなーらいふは』ネットライフ有限会社が運営しており、沖縄のバイク好きの間で有名な「クロスロード」を発行している宣伝広告会社です。
ネットライフ有限会社は看板製作の「ホットプリント」も運営しており、地域の広告を出したい人たちのニーズにこたえています。
さて、気になる『うちなーらいふ』の特徴ですが、地図検索ができるところ、でしょうか。
例えば那覇の国際通り周辺を開いてみるとこのとおり↓
物件の位置をロゴマークで示してくれます。
しかも地図検索では学区表示もできるため、子連れでの移住には非常に便利です。
また、拡大していくとロゴマークから家賃表示になります。
これに条件検索を加えればお好みの物件がすぐに見つかります。
グーホーム
『グーホーム』は株式会社プロトソリューションが運営しており、全国規模の会社なのでアパートを探したことのある方は利用したことがあるかもしれません。
『グーホーム』の特徴は物件の掲載件数ではないでしょうか。
9/2時点の物件掲載数は、
うちなーらいふ:16,150件
グーホーム:25,120件
かなり差がありますね。
近年、『グーホーム』も地図検索機能を取り入れましたが、家賃表示がないのでイマイチ使い勝手が悪いです。
しかも地図が広域のままだと物件位置のロゴマークがまとまって表示されるため、物件位置の詳細を知りたいときは地図を拡大しなければなりません。
ちょっとしたことですが、面倒です。
ですが、さすがは物件掲載数が多いだけあって、選択肢が広がります。
その他のサイト
掲載数は少ないのですが、下記の2つも検索しておくことをおすすめします。
時々お宝物件があるかもしれませんよ。
すまいずむ:http://www.sumaism.net/index.aspx
沖縄いー物件:http://ebukken.net/
沖縄の住宅事情
さて、ここからは沖縄の住宅事情です。
沖縄の家賃相場
沖縄だから家賃が安いのかな?と思いがちですが、案外そうではなく、地方都市のアパートとそれほど変わりません。
那覇の中心街を除けば、相場は以下のとおり。
ワンルーム:3万円~4.5万円
2DK:4.0万円~6.0万円
3DK:5.5万円~7.5万円
戸建:8万円~15万円
新築だとさらに上をいくと思いますが、中古物件だと概ね上記の範囲に収まると思います。
当然築年数やエアコンの有無、駐車場の有無によっても家賃は変わります。
沖縄の建物事情
コンクリートの建物がほとんどです。
近年の建築単価高騰により、木造住宅が増えてきましたが、アパートで木造建築は極まれです。
沖縄でアパートと言えば鉄筋コンクリートもしくは鉄筋コンクリートブロック造を指すことが多いです。
コンクリートだと丈夫で安心だな~っと思うはずですが、ここに落とし穴があります。
1970年代に建てられたアパートはコンリートが粗悪(海砂が使われている場合がある)で、コンクリートにヒビが入ったり、ひどい場合はコンクリートの塊が天井から落ちてきたりします。
そういう物件は相場よりも当然安値で賃貸されます。
なので相場よりも大幅に安い物件は注意してください。
沖縄の駐車場事情
那覇市およびその近隣の市町村では慢性的に駐車場が不足しています。
車社会であるが故の悩みです。
那覇市内の月極駐車場は15,000円/月くらいします。
地方都市並みですね。
周辺市町村では5,000円~8,000円くらいでしょうか。
駐車場問題は車を持ちたい方の悩みの種となっています。
沖縄の治安
ゆったりしていて治安はいいんだろうな~って思うと、大間違いです。
確かに凶悪犯罪は少ないと思いますが、ちょっとした犯罪は絶えません。
自転車の盗難は日常茶飯事。
民家にどろぼうが入った、という話も聞きます。
地域によっても温度差がありますね。
この辺は別の機会に紹介したいと思います。
おわりに
沖縄のアパートを探す際はそれぞれのサイトの特徴を活かしつつ、『うちなーらいふ』、『グーホーム』の両方から情報を得ると間違いないと思います。
コロナ禍を機会に沖縄に引っ越したい方の参考になれば幸いです。
引っ越しの心配事の大きなウエイトを占めるのは住宅事情ですが、沖縄は特殊(田舎はどこでも同じかも)なので馴染めるかどうかもポイントになってきます。
もし沖縄に移住を考えているのであれば、那覇市内がおすすめです。
那覇市内であれば割と馴染みやすいのではないでしょうか。
沖縄に移住した後、沖縄生活をエンジョイできることを祈っています。