FUNDROPの特徴やリスク/デメリットについて徹底解説|不動産クラウドファンディング

不動産クラウドファンディングである『FUNDROP』の特徴やリスク、デメリットなどをまとめ、解説していきます。

少額から始められる手軽なクラウドファンディングはプロの不動産投資会社が運営しますが、リスクがゼロというわけではありません。

しっかり特徴やリスクを理解し、デメリットをしっかり把握した上で大切な資金を投入しましょう。

『FUNDROP』の特徴について

FUNDROPは東京都港区六本木に本社を置くONE DROP INVESTMENT 株式会社が運営する不動産クラウドファンディングサービスです。

2021年8月2日に第1号のファンドが募集開始となりました。

その後現在(2021年10月30日時点)までに5つのファンドが募集、一部運用開始されています。

『FUNDROP』最大の特徴は募集方式が先着順であること。

他の不動産クラウドファンディングの多くは抽選方式です。

くじ運が悪いけど、クリック合戦に自信がある!という方に持って来いの案件ですね^^

ファンド名予定分配率募集方式運用期間募集期間募集開始時間
ODF 1号ファンド12%先着式3ヶ月2020/11/1~2020/11/300:00
ODF 2号ファンド8%先着式6ヶ月2021/2/8~2021/3/140:00
FUNDROP 1号「神奈川県横浜市」賃料保証×買取保証付き7%先着式6ヶ月2021/8/2~2021/8/2712:00
FUNDROP 2号「東京都板橋区」賃料保証×劣後60%6%先着式6ヶ月2021/9/13~2021/9/2215:00
FUNDROP 3号「山梨県甲府市」賃料保証×年利8%8%先着式6ヶ月2021/10/26~2021/11/512:00

ちなみに募集開始時間は日中が多いようです。

運用初期の頃は深夜0時だったようですが、2021年10月26日募集開始のFUNDROP 3号では12:00でした。

平日なので多忙なサラリーマンには少々難がありますが、時間に余裕のある方ならチャンスアリです。

その他の特徴は他の不動産クラウドファンディングと同じような感じです。

  • 不動産の専門知識やノウハウ不要で1万円から投資可能
  • 他の不動産クラウドファンディングに比べて運用期間がやや短い(3~6ヶ月)
  • 取り扱いファンドの利回りは6%~8%(初回のみ12%)
  • 主に居住用賃貸住宅を運用し安定収益確保を目指す
  • 投資家の配当・元本の安全性を高めため優先劣後構造を採用

運営会社については以下のとおり。

ONE DROP INVESTMENT 株式会社

許可番号:不動産特定共同事業許可番号 東京都知事 第128号

許可種別:不動産特定共同事業第1号及び第2号事業者

代表者:代表取締役 井筒 秀樹

本社:〒106-6037

東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー37階

TEL:03-6441-3086

引用:FUNDROP

ちょと脱線しますが、FUNDROPの入居している泉ガーデタワー、かなり立派な建物ですね。

下記のgoogle マップをストリートビューするとすぐに見つかります。

ガラス張りでかっこいいですね~。

『FUNDROP』のリスクやデメリットについて

『FUNDROP』はファンドの途中解約はできない

他の多くの不動産クラウドファンディングと同じく原則途中解約はできません。

ただし、やむを得ない事由がある場合は解約できることもあるようです。

その場合は書面での申し出が必要。

また、クーリングオフは当然できます。

クーリングオフの場合も書面が必要です。

参考:https://fundrop.jp/document/cooling_off.pdf

なお、途中解約のできる不動産クラウドファンディングには【COZUCHI(コヅチ)】があります。

とは言っても無償で解約できるわけではなく、数パーセントの手数料が差し引かれるそうですよ。

『cozuchi(コヅチ)』のファンド解約手数料はいくら?注意点は?

『FUNDROP』は入出金時の振込手数料は投資家負担

Q&Aのページに以下のように記載されています。

ファンドへの出資金を入金する際の振込手数料はお客様のご負担となります

※振込手数料はお客様負担となりますので、出金希望額より振込手数料を差し引いた金額をお振込いたします。
尚、振込手数料はお客様がご登録の出金先口座の金融機関により異なります。

出金希望額より振込手数料の金額が大きい場合、出金処理が行われませんのでご注意ください

引用:FUNDROP

上記引用の“出金希望額より振込手数料の金額が大きい場合、出金処理が行われませんのでご注意ください”が気になります。

例えば1万円を分配予定利回り6%で6ヶ月運用の場合↓

出資金額 10,000円

税引前収益 300円

△源泉徴収税 61円

税引後収益 239円

せっかく得られた239円を振込手数料が上回った場合は出資金の1万円を下回った額での引き出しになります。元本割れ!

入金時の振込手数料も考慮するとさらにマイナス><

泣けてきます。

『楽天銀行』で振込手数料をゼロに

FUNDROPへ入金する場合、振込手数料は投資家負担になります。

少額ですが振込手数料もバカになりません。

少しでも多くリターンを得るために振込手数料はゼロで入金しましょう。

FUNDROPの提携銀行は『楽天銀行』です。

『楽天銀行』の場合、同行内の振り込み手数料はかかりません。

【私のパターン】

提携先のATMのひとつであるセブン銀行ATMにて現金を楽天銀行キャッシュカードを使って楽天銀行口座に入金。自分の楽天銀行口座からFUNDROPの楽天銀行口座に入金。これで出資完了!

おわりに

『FUNDROP』の大きな特徴は募集方式が先着順。

利回りも6%~8%と、やや高めなのも魅力的ですね。

ですが途中解約ができないリスクがあります。

また、振込手数料は投資家負担。

入出金の方法を考えないとせっかくの分配金が手数料に消えてしまうので注意が必要ですね。

余談ですが、先着順の申し込み可能な時間について。

私の体感的には2分程度だと思われます。

『FUNDROP 3号』については募集開始からのわずかな時間で2回申し込むことができました。

なのでおおよそ2分程度かなと。

ファンドによって変わるかもしれません。

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