網戸の張替え方法とそのコツやおすすめのツールの紹介を記事にしました。
ちょっとしたコツさえつかめば簡単です。
業者に頼んでもそれほど高くないので外注してもいいですが、簡単にできるなら自分でやってみてもいいですよね。
入居者の退去の際に必ずと言って程発生する網戸の張替え。
窓の数が多いと負担もそれなりに大きくなります。
DIYで張替えて経費削減しましょう。
目次
網戸の張替え方法とコツ(事前準備)
用意する道具・材料はこちら↓
- クリップ
- カッターナイフ
- ローラー
- マイナスドライバー
- 網、押さえゴム
いずれもホームセンターで手に入ります。
ちなみに網戸のゴムを押し込むためのローラーはローラー径の大きいものが使いやすいです。今回使用したローラーには溝がついていて押さえゴムを押し込みやすいようになっていました。
確かホームセンターで1,000円程度で購入したと記憶しています。
通販サイトでも同じような物が販売されていました。
数百円の安価な網戸用ローラーと比べると網戸のゴムの押し込みやすさが格段にいい感じ。
作業スピードもアップしますので買っておいて損はありません。
網戸の張替え方法とコツ(実際の作業)
これが網交換前の網戸。交換前と言っても分かりづらいですね^^;
こちらが交換後。う~ん、やっぱり写真だと分かりづらい。
さて、作業方法。簡単な流れとしては、
- 網戸を外す
- 押さえゴムを外す
- 古い網を外す
- 新しい網を被せる
- 押さえゴムを取り付ける
- 余分な網をカットする
網戸は上に持ち上げるか、網戸上部のネジを緩めて押さえをずらせばさくっと外せるはず。
押さえゴムはゴムの切れ目から外します。
このときマイナスドライバーでこじるとゴムが浮いてくるので引っ張り出します。指だと引っ張るのが難しいようであればペンチを使えば簡単。
ゴムをどんどん引っ張ってゴムを外し終わったら次は網を外します。
古い網を外し終わった状態。押さえゴムの溝の部分にゴミが詰まっていることがあるので、せっかくなので掃除しました。
新しい網を被せて周囲をクリップ留めします。このクリップ留めがポイント。網戸の枠の二辺をクリップで固定することにより、しっかり網を張ることができます。
クリップ留めしていない側から押さえゴムを入れ込んでいきます。スタートはローラーのヘラの部分、もしくはマイナスドライバーで押し込みます。ただしマイナスドライバーを使用する際は網にキズを付けないように注意。
2~3センチほどヘラで押し込んだ後はローラーを使用して押し込みます。このときローラーの縁で網を傷つけないように。ちからいっぱいグリグリっとするとすぐに網が破れます。
なお、押さえゴムを押し込む際、ローラーを使わずにマイナスドライバーでひたすら押し込む強引な方法もありますが、時間もかかるし網を傷付ける可能性があるのでおすすめできません。
曲がり部分では丁寧に。網戸の格子模様がゆがまないように指で適度な張力を掛けながら、かつ押さえゴムを指で90度に曲げてヘラで押し込みます。
全て押さえゴムを入れ込んだらカットします。ゴムをカットする際、少し引っ張りながらカッターで切り込むと簡単に切れます。
カット後にゴムを押し込み、余分な網をカットします。
完成^^
網戸の張替え方法とコツ(網戸が外せない場合)
さて、上述した手順は網戸が簡単に外せた場合ですが、古い網戸だと留め部分がサビついて外せないことがあります。
実はこの日、合計8枚の網を交換したのですが、内2枚は網戸を外さずにそのままの状態で網を交換しました。
その際の手順が以下のとおり。
まずやることは網を外すことですね。
次に網を被せますが、ここでもクリップを使用します。適当なところをクリップ留めして網が落ちないようにします。
クリップ部分を拡大するとこんな感じ。
後のやることは同じ。押さえゴムを押し込んでいきます。そしてゴムをカット、余分な網をカットすれば完成。
作業性は網戸を外した場合に比べて格段に落ちます。
おわりに
網戸の網交換はやってみると案外簡単です。ただいくつかのポイント(コツ?)があるので、そこさえしっかり押さえれば仕上がりもきれいになります。
重要なポイントは
- 専用のローラーを使う
- クリップで仮押さえをする
の2点でしょうか。
あと、自分で交換するメリットとしては好きな種類の網を選ぶことができるという点。機能的な網も販売されています。
例えば
- 外から室内が見づらくなる網
- 経年劣化に強い網
- 色のついた網
があります。
週末や余暇を利用して網戸の網の張替えをされてはいかがでしょうか。