窓のカギ(クレセント錠)は長年使用していると柄の部分がぽっきり折れてしまうことがあります。
今回、築30年経過した建物の窓のカギ(クレセント錠)が破損してしまいました。
自分で交換してみたら案外簡単!
寸法取りから購入まで紹介します。
DIYの参考になれば幸いです。
目次
窓のカギ(クレセント錠)を自分で交換
こちらの無残にも柄が折損してしまった窓のカギ(クレセント錠)を交換していきます。
築古物件あるあるですね^^;
窓のカギ(クレセント錠)の取り外し
まずは2つあるうちの一方のネジを外します。
一方のネジが外れたら裏板がないか確認(ここ大事)。
裏板がなければもう一方のネジも外します。
今回作業したクレセント錠には裏板はありませんでした。
なお、裏板はアルミサッシの中にあり、裏板とクレセント本体でアルミサッシを挟み込むようにして取り付けます。
この裏板は通常クレセントのビスだけで固定されているのでネジを外すと裏板も外れるようになっています。
なのでクレセントのビスを2本とも外すと裏板が外れ、アルミサッシ内部に落とすことあり、クレセントの取り付けができなくなってしまいます。
取り外し完了↓
窓のカギ(クレセント錠)の寸法取り
続いて窓のカギ(クレセント錠)購入ために寸法取りをします。
ポイントは4つ。
- ビスピッチを測る
- 立ち上がりを測る
- 引き寄せ幅を測る
- 左勝手か右勝手か
今回取り外したクレセント錠をノギスで測っていきます。
まずはビスピッチ。
クレセント錠側の穴の幅を測ってもいいし、アルミサッシのネジ穴を測ってもOKです。
続いて立ち上がり。
クレセント錠のアルミサッシの取付側からカギ本体までの高さを測ります。
引き寄せ幅。
2本のビスを結んだラインからカギ本体のひっかけの部分までを測ります。
最後に大事なのがクレセント錠の取付箇所が左勝手か、右勝手かの確認。
2枚ある窓ガラスのうち、左側の窓ガラスが手前にきているなら左勝手、その逆なら右勝手になります。
窓のカギ(クレセント錠)には左用・右用があるので注意が必要です。
サイズがばっちりでも左右逆の物を買ってしまった!とならないようにしましょう。
窓のカギ(クレセント錠)の購入
上記寸法のメモを手にして近所のホームセンターに行ってみたらピッタリのがありました!が、残念。色がシルバー。
欲しいのはブロンズ!
しょうがないのでネット通販で購入しました。
中西産業 クレセント錠 DC-DL-300(L) 00094008-001 4(L)
窓のカギなのですぐに部品が手に入らないと落ち着きません^^;
商品到着までとりあえず破損したクレセント錠を取り付けておきました。
窓のカギ(クレセント錠)の取付
今回は裏板がないのでそのまま取り付けるだけ。
完成です^^
あと、カギなどの可動部分に近いビスは緩むことがあります。
私は緩み防止のため、ネジ用の緩み防止剤をつけています。
LOCTITE(ロックタイト) ねじロック 243 中強度タイプ 10ml LNR-243
玄関のカギ交換では必須アイテムです。
おわりに
今回、寸法取りして部品を探しましたが、同じ部品が見つかったため寸法取りは不要になりました。
まずは同じ部品がないか探して、なければ寸法取りして同等品を取り付け、の手順がいいかもしれません。
アパート場合は汎用品が取り付けてある場合が多いですが、戸建てやマンションの場合は特殊なクレセント錠が付いている場合があります。
築年数が古い場合は同じ部品が入手できないことがありますのでその場合はしっかり寸法取りしなければなりませんね。
少々面倒ですが、DIYだと自分で交換する楽しさや経費削減になりますね^^