不動産クラウドファンディング『COZUCHI(コヅチ)』の最大のメリットは出資中のファンドの途中解約ができることではないでしょうか。
途中解約できてメリットしかない!と思うのは早計です。ちゃっかり解約手数料が取られますし、注意点もあります。
今回、COZUCHI(コヅチ)のファンド解約手数料がいくらなのか、また注意点についてまとめました。
(記事のまとめ’21/10/18時点)
- COZUCHI(コヅチ)のファンド解約手数料は一律3.3%
- ただし将来運営事業者によっては5.5%になることもある
- プロジェクトの価値によっては返金額の変動もあり得る
『cozuchi(コヅチ)』のファンド解約手数料と注意点について
COZUCHI(コヅチ)ヘルプセンターの資金・運用のページに以下の記載があります。
中途換金したい場合は、マイページから買取申請していただくことで、いつでも中途換金いただけます。
ただし、中途換金手続にはファンド運営事業者所定の事務手数料がかかります。
買取申請が承諾されましたら、同事務手数料を差し引いた金額を返金させていただきます。
『ファンドの解約』ではなく『中途換金のための買取をお願いする』という認識のようです。
ここで気になるのは『中途換金手続にはファンド運営事業者所定の事務手数料がかかります』という一文。
これが高額だったら解約(中途換金)が困難になりますね。
さて、色々調べていくとCOZUCHIの運営会社である、LAETOLI株式会社のサイトに下記の記載がみつかりました。
投資期間中に現金が必要となった場合は、マイページの換金申請から手続きをすることで いつでも換金可能です。(換金手続きには事務手数料3~5.5%をいただきます。)換金制度は、出資者のみなさまの緊急の資金ニーズに対応する制度のため、買取保証とは異なります。そのため、換金金額は出資金額を基本としつつも、換金申請時の公正な価格での換金となります。なお、リーマンショック等の金融危機などが生じた場合は換金制度を緊急停止する可能性があることをご理解ください。
ポイントを書き出すと
- 換金手続きの事務手数料は3~5.5%
- 買取保証ではなく、換金申請時の価格での換金となる
- 換金制度を緊急停止することがある
事務手数料には幅があるようです。
買取保証ではなく・・・との記載は『元本保証でなはい』ということを強調しているように思います。地価や物価の変動によっては出資金額を下回る可能性があるかもしれません。
換金の緊急停止措置はしょうがないです。他の案件では換金制度がないところが大多数です。
さて、最も気になる事務手数料について。
幅があるのでCOZUCHI事務局へ問い合わせました。
以下、その回答の要約です。
- 解約手数料については現在cozuchiで取り扱っているものは一律3.3%としている
- 将来、他の事業者で取り扱った場合に解約手数料が変動する場合も考えられるため、幅を持たせている
COZUCHI(コヅチ)について以下のページにまとめていますのでよかったらご参照ください。
COZUCHI(コヅチ)の実績|各プロジェクトの運用利回りやリスクについて
解約可能と言っても投資ですからリスクがあります。
出資判断の参考になれば幸いです。
おわりに
ファンドの解約(途中換金による買取申請)のできるCZUCHI(コヅチ)。解約時の手数料はどれほど高いわけでもなく、万が一急な出費が発生しても数%の損切で撤退可能と割り切れば参加のハードルは下がりますね。
高利回り案件が多く、かつ途中解約可能。ますますCOZUCHIが楽しみです。