突然掃除機が動かなくなった、そういう経験はありませんか?
昨日まで元気に動いていたのにスイッチを入れても一向に動く気配がない。けど、掃除機の稼働時間は結構長い気がする。そんなときはカーボンブラシがすり減ったことが原因の場合が多いようです。
この記事では三菱の掃除機Be-K TC-FXG5Jを分解してカーボンブラシを交換した体験と部品の注文先について紹介していきます。
目次
掃除機が突然動かなくなった件とカーボンブラシを交換した経緯
2018年頃にオンラインで掃除機を購入
稼働時間は、2018年から2020年の約3年間ほぼ毎朝15分程度使用したので0.25時間×365日×3年=274時間くらいです。
2020年12月、いつものように掃除をしようとスイッチを入れたらうんともすんとも言わなくなりました。
妻曰く、「前の日まで普通に動いていたよ。」
叩いてもだめ、スイッチを強く入れてもだめ。
「気に入ってる掃除機だし、何とか直したい。付属品もまだまだ使えそう。捨てるのもったいない。そうだ、部品取りに使えそうだから同じような機種を購入しよう!」
ということになり、取り急ぎBe-Kの後継機TC-SXG1を購入。
新しい掃除機Be-K TC-SXG1が届いてがっかり。
付属品が全然合わない><
ということで部品取りにも使えない、動かなくなったBe-K TC-SXG5J。
捨てるのはもったいないので分解してみることにしました。
すると・・・カーボンブラシがすり減っていることが判明。
早速カーボンブラシを注文し、交換したら無事に掃除機が動きました^^
三菱掃除機Be-K TC-SXG5Jのカーボンブラシ交換
どうすれば分解できるのか思案中。
まずは裏返してネジを外してみました。
いい感じ。
今度は上側の白いカバーを外すことにしました。
マイナスドライバーでぐいぐい。
外れかかりましたが、前の方で引っかかっています。
どうやっても外れません。
一番場のU字状のカバーを外してみるとネジがありました。
ネジを外すと白いカバーがカパッと外れました。
これでカバー外し完了^^
モーターを取り出していきます。
モーターのカバーを分解。
裏返して基板のボックスを開けます。
モーターのカバーからモーター本体を押し出すとモーターがするりと抜け出してきました。
これが掃除機の心臓部なんですね。
案外小さい。
側面に2つ付いているカーボンブラシを外してみるとすり減っていることが判明。
掃除機が動かなくなった原因はどうやらカーボンブラシのようです。
さっそくカーボンブラシ単品で購入できないか調べてみました。
すると購入できるサイトを発見!
ヨドバシカメラのオンライン通販サイト『ヨドバシ.com』にありました。
https://www.yodobashi.com/
三菱掃除機用のカーボンブラシ『M11E13631』を購入。
価格は1個385円。
2個で770円!
これで掃除機が動いてくれたら安いものです。
早速注文し、届いた品がこちら↓
すり減り具合は比較すると一目瞭然。
先端のモーターと接する部分の長さが全然違います。
早速新品を取り付けて組み直していきます。
余談ですが、掃除機のコードのリールを撮影しました。
リールの中にゼンマイが入っていてこれでコードを巻きなおしているんですね。
リールの上の方にストッパーがついており、一方方向にのみ動くようになっています。
コードを引き出した後、このストッパーでリールの戻りを止めているようです。
リール巻取りのボタンを押すとこのストッパーが解除され、コードが巻き取られる仕組みなんですね。
さて、組み直し完了^^
電源コードをコンセントに差し込み、恐る恐るスイッチをいれると・・・ブォーン!
復活しました!!
おわりに
掃除機が突然動かなくなった原因はカーボンブラシのすり減りが原因でした。
電気店の店員さんに聞いた話によるとカーボンブラシすり減りに起因する故障は結構あるそうです。カーボンブラシはすり減るように設計されているため故障というよりも消耗品扱いとのこと。
今回、とりあえずDIYで交換を行い、材料費770円で無事に掃除機が復活しました。
カーボンブラシを取り扱っていたヨドバシ.comに感謝。
交換にかかった時間は1時間ほど。
ちょっとした部品交換でお気に入りの掃除機が復活するなら安いものですね。
なお、復活した掃除機Be-K TC-SXG5Jはアパート修繕現場で活躍中です。
最後になりますが、DIYでのカーボンブラシ交換は自己責任で行いましょう。不安な場合は電気店に持ち込んだ方が確実です。